●参考になりましたら、シェアしていただけるとサイト運営の励みになります!
吉田伝説(豊橋駅)・・・名物の稲荷寿司まで入った贅沢な幕の内弁当
2019年の3月に夫婦で、和歌山県の白浜アドベンチャーワールドまで赤ちゃんパンダの彩浜を見に行ってきました。往復は、青春18きっぷの鈍行旅行です。帰り道、東海道線の快速電車の中で、妻から「お腹減った、豊橋の稲荷寿司を食べたい。」と珍しくリクエストが入りました。
一時期、頻繁に駅弁を食べさせていたのですが、それが理由で「もう駅弁は当分要らない」と拒絶の姿勢を示した妻が自ら駅弁を要求してきたのですから、乗換駅の豊橋で直ちに稲荷を買いに走りました。無事入手して、妻は浜松行きの電車の中で早速美味しそうに食べていました。
せっかく豊橋で降りたのですから、私も何か買おうと思って売り場を覗いていて、まだ購入した事のない幕の内弁当の吉田伝説を買ってきました。どうも見た事のある外観だと思ったら、やはり幕の内弁当である壺屋浪漫に、かなり似ている雰囲気です。
私は車内では食べずに、埼玉の自宅まではるばると持ち運んで、ゆったりと駅弁に対峙しました。中身がどのような内容でどんな味わいだったのか、写真も交えて詳細にお伝えします。
なお、吉田伝説とは不思議なネーミングです。掛け紙に写っているのはかつての豊橋駅で、明治32年には吉田駅と改称され、その後の昭和18年に名鉄とJRの共同使用駅としての豊橋駅が誕生するまでの間、吉田駅であり続けた事に由来した名称です。
ちなみに、調製業者の壺屋さんは明治22年の創業との事で、吉田駅が存在していた「大昔」よりも更に時代をさかのぼっての誕生であり、歴史の古さに驚かされます。
先ほど少しだけ言及した壺屋浪漫と似た雰囲気ながらも、今回の吉田伝説の価格は980円と、壺屋浪漫よりも150円高いです。という事は、それなりに豪華なお弁当なのかなと期待を込めて開封したところ、このようなお弁当なのでした。かなり作り込まれた幕の内弁当ですね。
中央で四分割されており、左上のおかずの部分から見ていきます。下記、写真を撮る前に、ついうっかりと海老の天ぷらを一口、食べてしまっています。数多くの魅力的な料理が美味しそうに盛り付けられており、反射的に食べてしまいました・苦笑。
右上の部分です。多品種少量の内容であり、これが980円で出来上がるのかと思うと、ちゃんと利益が出ているのか心配になってしまいます。
右下に移ります。白飯にちりめんじゃこです。壺屋さんの駅弁は、いつも白飯だけがイマイチであることが多いのですが、今回は「合格」でした。ご飯が美味しいと、おかず類が余計に美味しく感じます。
最後に左下のお寿司の部分です。壺屋さんの名物である、稲荷寿司も入れられています。
稲荷寿司に関しては、このようにミニサイズであり、冒頭で掲載した通常版の稲荷寿司とは形が異なるのがユニークです。ただし味わいは全く同一であり、美味しさに変わりはありません。
メヒカリの唐揚げです。このようなものが入っていると、お酒と一緒に吉田伝説を楽しみたい気持ちが強くなります。もちろん、自宅でくつろぎながら食べましたので、ビールをお供に致しました。
鰆(さわら)の西京焼きです。鰆としては大変に脂が乗っており、パサつき感が全く無い、鰆とは思えないような絶品でした。今まで食べた駅弁の鰆の中では、筆頭格の美味しさでした。
しそ団子。これも、ビールが進みますね。
鶏のささみの竜田揚げ。やはりしそが巻いてあり、ひと手間かけています。
真丈です。どう考えても、ご飯のお供というよりも、酒の肴をひたすら入れてきた感じがしてきます。
この駅弁を食べる時には、上り線よりも名古屋方面に行く列車の中で食べたい気分です。ビールを飲みながら少し長い時間食べていても、クロスシートの車中でずっと快適にくつろいでいられます。
JR東海エリアは、主要駅の各駅で駅弁業者が頑張っておられて、更には地元のお寿司屋さんや仕出し弁当屋さんも駅での販売を行ったりする、隠れた駅弁の宝庫であります。
今回の吉田伝説のようなクオリティの高い駅弁があるのは、そういった競争の結果であるとも言えます。旅人はその果実を頂く事が出来る訳で、東海道の旅が、より一層楽しくなりますね。
最後に、吉田伝説を食べた時の動画も貼り付けておきますので、動画で見てみたい人はどうぞ参考にして下さいませ。
豊橋駅の周辺には、いくつかの鉄道の見えるホテルが有ります。東海地方における鉄道の見えるホテルのページをご覧ください。
一時期、頻繁に駅弁を食べさせていたのですが、それが理由で「もう駅弁は当分要らない」と拒絶の姿勢を示した妻が自ら駅弁を要求してきたのですから、乗換駅の豊橋で直ちに稲荷を買いに走りました。無事入手して、妻は浜松行きの電車の中で早速美味しそうに食べていました。
せっかく豊橋で降りたのですから、私も何か買おうと思って売り場を覗いていて、まだ購入した事のない幕の内弁当の吉田伝説を買ってきました。どうも見た事のある外観だと思ったら、やはり幕の内弁当である壺屋浪漫に、かなり似ている雰囲気です。
私は車内では食べずに、埼玉の自宅まではるばると持ち運んで、ゆったりと駅弁に対峙しました。中身がどのような内容でどんな味わいだったのか、写真も交えて詳細にお伝えします。
なお、吉田伝説とは不思議なネーミングです。掛け紙に写っているのはかつての豊橋駅で、明治32年には吉田駅と改称され、その後の昭和18年に名鉄とJRの共同使用駅としての豊橋駅が誕生するまでの間、吉田駅であり続けた事に由来した名称です。
ちなみに、調製業者の壺屋さんは明治22年の創業との事で、吉田駅が存在していた「大昔」よりも更に時代をさかのぼっての誕生であり、歴史の古さに驚かされます。
購入データ | |
---|---|
購入場所 | JR豊橋駅構内の、JR線の改札口を入って正面の所にある、壺屋さんの立ち売り売店にて購入。 |
購入日時 | 2018年3月24日、午前12時半頃に購入。 |
価格 | 980円(税込み) |
ラベル表示 | |
製造・販売 | 合資会社壺屋弁当部 愛知県豊橋市北島町北島68-1 0532-31-1131 http://www.ekiben.or.jp/main/toyohashi.php 壺屋さんのホームページが非常に見にくいため、「駅弁のホームページ」よりご紹介。ちなみに壺屋さんのホームページは下記。 http://tsuboya-toyohashi.com/ |
ビールを飲みたくなる駅弁を次々と販売する壺屋さん・・・困ったものだ・笑。
先ほど少しだけ言及した壺屋浪漫と似た雰囲気ながらも、今回の吉田伝説の価格は980円と、壺屋浪漫よりも150円高いです。という事は、それなりに豪華なお弁当なのかなと期待を込めて開封したところ、このようなお弁当なのでした。かなり作り込まれた幕の内弁当ですね。
お品書き | |
---|---|
・白飯 ・稲荷寿司 ・太巻き ・鰆の西京焼き ・メヒカリの唐揚げ ・海老の天ぷら ・鶏ささみの竜田揚げ |
・しそ団子串 ・真丈 ・きのこミックス ・漬物 ・玉子焼き ・しそはんぺん ・ウズラの卵の燻製 |
中央で四分割されており、左上のおかずの部分から見ていきます。下記、写真を撮る前に、ついうっかりと海老の天ぷらを一口、食べてしまっています。数多くの魅力的な料理が美味しそうに盛り付けられており、反射的に食べてしまいました・苦笑。
右上の部分です。多品種少量の内容であり、これが980円で出来上がるのかと思うと、ちゃんと利益が出ているのか心配になってしまいます。
右下に移ります。白飯にちりめんじゃこです。壺屋さんの駅弁は、いつも白飯だけがイマイチであることが多いのですが、今回は「合格」でした。ご飯が美味しいと、おかず類が余計に美味しく感じます。
最後に左下のお寿司の部分です。壺屋さんの名物である、稲荷寿司も入れられています。
稲荷寿司に関しては、このようにミニサイズであり、冒頭で掲載した通常版の稲荷寿司とは形が異なるのがユニークです。ただし味わいは全く同一であり、美味しさに変わりはありません。
メヒカリの唐揚げです。このようなものが入っていると、お酒と一緒に吉田伝説を楽しみたい気持ちが強くなります。もちろん、自宅でくつろぎながら食べましたので、ビールをお供に致しました。
鰆(さわら)の西京焼きです。鰆としては大変に脂が乗っており、パサつき感が全く無い、鰆とは思えないような絶品でした。今まで食べた駅弁の鰆の中では、筆頭格の美味しさでした。
しそ団子。これも、ビールが進みますね。
鶏のささみの竜田揚げ。やはりしそが巻いてあり、ひと手間かけています。
真丈です。どう考えても、ご飯のお供というよりも、酒の肴をひたすら入れてきた感じがしてきます。
この駅弁を食べる時には、上り線よりも名古屋方面に行く列車の中で食べたい気分です。ビールを飲みながら少し長い時間食べていても、クロスシートの車中でずっと快適にくつろいでいられます。
JR東海エリアは、主要駅の各駅で駅弁業者が頑張っておられて、更には地元のお寿司屋さんや仕出し弁当屋さんも駅での販売を行ったりする、隠れた駅弁の宝庫であります。
今回の吉田伝説のようなクオリティの高い駅弁があるのは、そういった競争の結果であるとも言えます。旅人はその果実を頂く事が出来る訳で、東海道の旅が、より一層楽しくなりますね。
最後に、吉田伝説を食べた時の動画も貼り付けておきますので、動画で見てみたい人はどうぞ参考にして下さいませ。
豊橋駅周辺の鉄道の見えるホテル
豊橋駅の周辺には、いくつかの鉄道の見えるホテルが有ります。東海地方における鉄道の見えるホテルのページをご覧ください。