東横イン姫路駅新幹線北口に宿泊したレビュー

世界遺産の姫路城が大人気で、（コロナの時は例外として）、いつ来ても観光客がワンサカ居て盛況なのが姫路市です。その姫路でトレインビューホテルの代表格が駅直結のホテルモントレ姫路ですが、ここに泊ると山陽電鉄は見えず新幹線を含めたJR西日本のみのトレインビューとなります。




それに対して、山陽電鉄の線路わきに立地して、山陽電鉄を足元に、そしてJRを向こう側に見る、立体感にあふれたトレインビューを楽しめるのが、東横イン姫路駅新幹線北口です。

東横インですから、値段も安いし、全国共通の安心できる客室が特徴であり、宿泊するのに一切のストレスが無いのが良いですね。このページでは、東横イン姫路駅新幹線北口の高層階の客室から眺めた鉄道の展望についてご紹介します。

（管理人、2023年8月6日に宿泊）

東横イン姫路駅新幹線北口の基本情報

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場所	JR姫路駅北口より徒歩5分、山陽電鉄山陽姫路駅より徒歩2分。
見える鉄道	山陽新幹線、山陽本線、姫新線、山陽電鉄
価格帯	素泊まり6000円台半ばくらい。
設備	東横イン品質で安心。朝食無料。
駐車場	立体駐車場メインに62台。1泊1000円。
鉄道プラン	無し。予約後に鉄道の見える部屋とお伝えください。
口コミ投稿	楽天トラベル　じゃらん　JTB（るるぶ） ヤフートラベル　東横イン公式

東横イン姫路駅新幹線北口はオマケに姫路モノレールの廃線跡まで見える

東横インは何処に泊っても基本的に内装が同じですし、食事も同じなので、鉄道の見え方だけをご紹介しましょう。まず、東横イン姫路駅新幹線北口に泊っても、どの部屋からも鉄道が見えるわけではありません。

客室配置図で説明しますと、赤く枠で囲んだ部分以外は見えないものと認識してください。14階建てのうち、5階くらいから鉄道の眺めがよくなります。

ただし、山陽新幹線の高い高架橋を更に見下ろすとなると、8階9階くらいから上が望ましいでしょう。とはいえあまりにも上層階すぎると、今度は手前の山陽電車が見えにくくなり、電車の屋根ばかり眺めることになります。

というようなことを考えると、今回、東横インが私にあてがってくれた部分の部屋は、トレインビューをするならば全客室中で最上級のお部屋だったと思われます。東横インさん、本当にありがとうございました。




なお、上記の客室配置図のうち、1010号室～1016号室辺りはトレインビュー方向の部屋なのですが、ホテルの立体駐車場があって展望そのものがありません。したがって、1002号室など、極力向かって左寄りの部屋になるようにしたいところです。

部屋の窓は、上部がこのくらい開きます。何とか列車のサウンドが入ってきますので、僅かな開閉とはいえ、有難いです。春～夏にかけては、窓を開けっぱなしにすると昆虫が入ってきますから、小さな殺虫スプレーなどを持参して旅をすると良いでしょう。




さて、大展望のトレインビューホテル、東横イン姫路駅新幹線北口から見た列車の数々を、ご覧いただきましょう。動画でご紹介していますので、以下のYouTubeにてお楽しみください。目撃できた列車も記しておきます。115系を見れたのが特に嬉しかったですね。

動画ではほとんどフォーカスしていませんが、山陽電鉄のファンの方々には特に喜ばしいホテルかもしれません。僕は山陽電鉄については知識が無く、動画ではサラッと撮影するのみでした。

・山陽新幹線（九州新幹線）：N700A系、N700系（レールスター含む）、500系
・山陽本線：225系、223系（Aシート車両含む）、221系、115系、HOT7000系（スーパーはくと）
・姫新線：キハ127系
・山陽電鉄：3000系列、6000系




さて、トレインビューはトレインビューとして楽しかったのですが、このホテルの見どころのもう1つは、早々に廃線となった姫路モノレールの廃線跡を上から見ることができる点です。ほら、この写真の通り！

橋脚が三本残されており、向かって右側は山陽電鉄を跨ぐための大きな橋脚であり、大変に迫力があります。橋脚の周りにまとわりつくようにして建てられた、橋脚と共に生きる狭小住宅群の醸し出す雰囲気も、またたまりません。




近くによってみると、こんな感じです。いずれまたここを再訪して、橋脚をじっくりと眺めてみるつもりです。姫路はお城以外にも、ほんと面白い街ですね。