養老鉄道で東急を撮影した記録

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養老鉄道撮影記(その1)・・・養老鉄道で東急を撮影

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は久々の鉄活動となった養老鉄道での撮影記です。



(播磨駅にて。「近鉄電車」はすっかりと少なくなりました。)


今回の旅行記は以下の2ページに分けて紹介しています。興味関心のあるところをお読みください。

⇒養老鉄道で東急を撮影(←今ここ
弥冨駅でDD51・重連単機でリベンジ撮影





養老鉄道播磨~下深谷間で撮影


2020年6月8日(月)に、1年振りとなる養老鉄道へ出掛けて参りました。名古屋7:20発の関西本線桑名行で出発し、桑名で乗り換えてまずは播磨~下深谷間で撮影活動を実行します。桑名の次の駅で、片面ホームの無人駅の播磨駅で下車します。

列車は高校生でほぼ満席でしたが、播磨駅で下車したのは私一人でした。養老鉄道では平日の朝晩を除いて、自転車を列車内に持ち込むことが出来る「サイクルトレイン」が実施されていますが、桑名駅は利用不可のため、播磨駅以北で利用可能となっています。


播磨駅から約1.5㎞歩き、国道258号線の陸橋と東名阪自動車道に挟まれた田園地帯で撮影活動を行います。写真奥が播磨駅側で、もう少し奥の片持架線柱の部分で撮影したいところですが道がないので断念し、この砂利道で活動することにします。


大垣行を撮影します。すっきりとした構図ですが、正面は影になります。元東急の7700系は3連と2連がそれぞれ3編成の計6編成が在籍しており、東急時代の車番がそのまま使用されています。写真のTQ14編成は2020年1月から養老鉄道で営業運転を開始し、東急時代と同じ赤歌舞伎塗色となっています。(2020.6.8 8:49)


同じ場所で緑歌舞伎塗色の桑名行TQ12編成を撮影。こちら側は完全順光となるものの線路は南東に振っているため、午前中早めの時間帯が順光です。背後の高架橋は東名阪自動車道です。(2020.6.8 8:53)


800mほど北上し左手丘の上に桑名北高校がある地点の舗装道路から、大垣行TQ12を後追いで撮影します。列車通過時に限って陰ってしまい残念です。(2020.6.8 9:30)


同じ場所で桑名行TQ5編成を撮影。片持架線柱で撮影しやすい場所ながら、線路脇に繁茂する草が気になります。緑帯の塗色は養老鉄道オリジナルです。(2020.6.8 9:32)


更に500mほど歩くと下深谷駅に到着します。木造駅舎の残る有人駅で、列車の発車時刻が近付くと三々五々お客さんが集まってきました。


下深谷駅は交換可能駅で、桑名行が先に入線します。写真のTQ3編成は東急時代と同じ赤帯塗色となっています。(2020.6.8 10:09)


先に到着した桑名行は3分停車し、大垣行の到着を待って発車します。 (2020.6.8 10:12)



美濃津屋~駒野間で撮影


下深谷から30分乗車して美濃津屋駅で下車します。時として胃がひっくり返るような激しい揺れを感じる旧近鉄車に対して、7700系は良好な乗心地で快適でした。


美濃津屋駅は小さな待合室があるのみの無人駅で、自治体設置のお手洗いがあるものの本日は故障のためか使用禁止となっていました。近所に代替のお手洗いはなさそうで由々しき事態です。 (2020.6.8 10:42)


朝撮影したTQ14編成を再び撮影。美濃津屋駅を発車した桑名行です。本日の養老鉄道桑名~大垣間の運用車両は、7700系が幅を利かせていました。(2020.6.8 10:57)


美濃津屋駅から駒野方面に1㎞ほど歩いた地点の定番撮影地で、再びTQ12編成の桑名行を撮影しました。(2020.6.8 11:38)


田植えの終わった水田とともに列車を撮影します。この1年間で7700系の導入が続き、旧近鉄車は少数派になってしまった印象です。本日日中に桑名~大垣間で運用されていた3連の旧近鉄車は、この1編成のみでした。(2020.6.8 12:00)


先ほど乗車したTQ5編成が大垣で折り返してくると予想していましたが、車両が交換され2019年9月に京急塗色となったD04編成がやってきました。もう少し早い時間帯の方がベストのようで、正面への光線が弱くなってきました。(2020.6.8 12:18)





大外羽で撮影


美濃津屋から大外羽へ移動し、再び定番撮影地で活動します。


1線1面ホームの大外羽駅です。無人駅でお手洗いはないので要注意です。


大外羽駅のすぐ南側の定番撮影地でD01編成の桑名行を撮影。前述のように本日日中の桑名~大垣間において、唯一運行されていた3連の元近鉄車でした。片持架線柱で撮影しやすい場所ながら、線路脇の草が少々気になります。(2020.6.8 13:20)


三度、緑歌舞伎塗色のTQ12編成を後追いで撮影します。養老鉄道の7700系は塗色が多様で、撮影していても飽きません。(2020.6.8 13:41)



養老駅 ・・・「鉄道コレクション養老鉄道7700系」が完売



1919年(大正8年)に建てられた和洋折衷の養老駅駅舎です。駅舎内の軽食・土産物店はなくなり、跡地には2015年(平成27年)から町おこしを目的としたNPO法人のスタジオが入居しています。


本日、養老鉄道を訪問した目的のひとつは、この「鉄道コレクション養老鉄道7700系」を購入することでした。しかし午後2時過ぎに養老駅で購入しようとしたところ、大垣駅の在庫が少なくなったため、養老駅の分は午前中に大垣駅に運んでしまったとのこと。

模型店での一般販売分は瞬殺だったことが頷ける人気の高さです。 ローカル線の車両模型が即完売とは不思議ですが、養老鉄道ファンというよりは、東急ファンの方々が購入されたのではないでしょうか。そして偶然なのか、本日は鉄道コレクションとなったTQ03編成、TQ12編成ともに運用されており、撮影することができました。

鉄道コレクション養老鉄道7700系



東急時代と同じ赤帯塗色となっているTQ03編成を養老駅で撮影。この大垣行が先に到着し、行き違いとなる桑名行の到着を待ちます。TQ03編成は鉄道コレクションされた編成で、模型は小改造により東急化できそうです。(2020.6.8 14:48)


7700系3連の中間車には転換クロスシートが設置されています。養老駅から乗車した7812号の車内です。養老乗車時はガラガラだった車内も、駒野→美濃松山間では中学生が、下深谷からは高校生が乗車して賑わいました。


【乗車記録】

・名古屋7:20→桑名7:56 クハ312-402 4両  
・桑名8:09→播磨8:11 551 3両  
・下深谷10:12→美濃津屋10:42 7905 2両  
・美濃津屋12:42→大外羽13:02 7814 3両  
・大外羽14:00→養老14:10 7714 3両  
・養老14:51→桑名15:38 7812 3両


弥冨駅でDD51・重連単機でリベンジ撮影



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